「人はひとりでは生きていけない」は本当なのか?

人 は ひとり では 生き て いけない

「人はひとりでは生きていけない」といいますが本当でしょうか?

「人はひとりでは生きていけない」という主張は、一昔前なら疑いようのない事実だという共通感覚を多くの人が共有していました。

しかし現代社会では、誰とも会話せずとも日常生活を生きていくことは可能です。

コンビニでご飯を買えばいいし、コンビニに行くのがめんどくさければUBER eats(ウーバーイーツ)を利用すればレストランで調理したばかりのオイシイ料理を玄関まで届けてくれます。

ウーバーイーツとは?

2016年9月29日に日本国内でサービス(東京都内が中心)を開始したフードデリバリーサービスのこと。注文者が専用アプリで料理を注文すると、配達パートナーと呼ばれる一般人が料理を配達してくれる。

さて、、、人はひとりでは生きていけないのでしょうか?

お金が解決した

まずは以下の図をみてください。

交友関係

一人では生きていけない

あなたという存在は周囲の人間がいないと定義できません。

その証拠に、自己紹介の文章を考えてみてください。すぐにあなたはあなた以外の存在を前提にしないと、自己紹介すらできないことに気づくはずです。

MEMO
  • 名前は「●●」
  • 大学は●●
  • 勤め先は●●
  • 出身は●●
  • 恋人は●●
  • 趣味は●●
  • マイナンバーは●●  etc

アリストテレスは著書「政治学」で「人間は社会的な動物である」と述べましたが、わたしたちは社会のなかで生きている以上、一人では生きられないどころか、他者の存在がないと自分の存在すら確定しない存在だというわけです。

ではなぜ?一人でも生きていける主張にも、一定の真実味があるのでしょうか?

その答えはズバリ「金融の発達」に原因があります。

物々交換から貨幣経済へ

現代社会は「お金があれば、だいたいのことはなんとかなる」時代です。要するに、お金が人間関係の一部機能を補完する手段になったのです。

しかもお金のやり取りさえも、目に見えなくなってしまいました。お給料は銀行に振り込まれるだけですし、決済もクレジットカードで完結できます。

UBER eatsを利用したことのある人ならわかると思いますが、料理を注文してから料理を受け取るまでに会話をする必要もないし、財布からお金を出す必要すらありません。(配達員に『ご苦労様~』というぐらい。決済はクレジットカード。)

なぜ?配達員が料理を運んでくれるのか?

ズバリ「お金をもらえるから」ですよね。それ以上でもそれ以下でもありません。

お金を支払えばなんとかなる領域は、世界中に広がっています。ユニクロの東南アジアの工場で、洋服を製造してくれるのもお金のためです。

ここで注意すべきは、お金があればすべて何とかなるわけではない・・・・ということです。

お金で買った関係性は、お金の支払いをストップした瞬間に終焉を迎えますし、お金ですべてが買えるわけではありません。

例えば「2億円差し上げます。そのかわり、あなたの右腕をください。」と要求しても、日本人であれば断る人の方が多いでしょう。

またお金はすべての価値を表すモノサシではありません。例えば、お金で人の心を買えるわけでもないし、災害時などの緊急時にはお金よりも食料の方が大事だったりします。

そもそもいい大学を卒業していい会社に入社して高額な報酬を得ている人であっても、「幸せを感じない・・・」と悩んでいたりもします。それが現実です。お金で幸せは買えないのです。

最後に

この記事であなたに伝えたかったことは、「お金で幸せは買えない」という当たり前のことです。

つまり「幸せになるためにお金を稼ぎたい!」と主張する人は、根本的なところで勘違いしています。

幸せと求めることと、お金を求めることは、まったく異なる概念です。ですから幸せになりたいなら幸せを追求すればいいし、お金が欲しいならお金を追求してください。

くれぐれも、お金を手に入れただけで幸せを手に入れたと勘違いしないようにしたいものですね。